はじめに
Airリザーブを利用して複数の予約種別を運用している場合、予約種別ごとの分析が必要になることがあります。本記事では、URLのクエリパラメータ(schdlId)を利用して、Google Analytics 4(GA4)で予約種別ごとの分析を行う方法をご紹介します。
課題と解決策
課題
- 同一のAirリザーブアカウントで複数の予約種別を運用
- 予約完了ページが共通で、直接的な判別が困難
- 予約種別ごとの計測が必要
解決策
GA4の「経路データ探索」機能を使用して、予約開始時のURLパラメータから予約種別を判別します。
実装手順
1. GA4タグの設置
各予約種別の計測用GA4タグをAirリザーブの管理画面で設定します。
- タグの種類:Google アナリティクス(GA4)
- 設置箇所:すべてのページ
2. セグメントの作成と分析
予約種別の入り口分析
- GA4の 左メニューから「レポートのスナップショット」を開く
- 「比較対象を追加」をクリック
- 条件の設定
- 比較の適用:「+ 新規作成」をクリック
- 比較の作成:ディメンション「ランディング ページ + クエリ文字列」を選択
- 条件:予約種別のschdlIdを指定
ランディング ページ + クエリ文字列 次を含む calendar?schdlId=s0000A2ZM8 //s0000A2ZM8の場合 - 新しい条件の追加
- 条件:完了ページのページパスを指定
AND ページパスとスクリーン クラス 次を含む regist/done - セグメントの保存
- セグメント名を設定(例:「complete=Airリザーブ」等)
- 「保存」をクリック
予約完了の分析
- 新しいセグメントを作成
- 2段階の条件を設定:
- ステップ1:予約種別のschdlIdを指定
ランディング ページ + クエリ文字列 次を含む calendar?schdlId=s0000A2ZM8 //s0000A2ZM8の場合- ステップ2:新しい条件の追加(完了ページのページパスを指定)
AND ページパスとスクリーン クラス 次を含む regist/done
分析できること
- 予約種別ごとの流入数
- 予約完了数(コンバージョン)
- コンバージョン率
- 予約フローごとの離脱率
メリット
- 既存のGA4機能で実現可能
- 追加のスクリプト不要
- 予約種別ごとの詳細な分析が可能
- 過去データの遡及分析も可能
まとめ
URLパラメータとGA4の機能を組み合わせることで、Airリザーブの予約種別ごとの詳細な分析が可能になります。この方法は、追加の開発なしで実装できる点が大きな利点です。
補足
- セグメントは必要に応じて追加作成可能
- 分析期間は自由に設定可能
- レポートは定期的な自動送信も設定可能
本手法により、予約種別ごとのパフォーマンス分析や改善施策の効果測定がより正確に行えるようになります。

