はじめに
Airリザーブは多くの企業や団体が利用している予約システムですが、複数の予約枠(スケジュールID)を設定している場合、どの予約枠からの申し込みが多いのかを把握したいケースは多いでしょう。本記事では、GoogleアナリティクスでAirリザーブの予約データをスケジュールID(schdlId)ごとに個別計測する方法を解説します。
前提知識
Airリザーブでは、各予約枠(イベントや説明会など)には固有のスケジュールID(schdlId)が割り当てられています。例えば以下のようなURL構造になっています。
https://airrsv.net/[アカウントID]/calendar?schdlId=s0000ANG9X
この s0000ANG9X という部分がスケジュールIDです。これを使って、どの予約枠からの申し込みが多いのかを分析していきます。
GoogleアナリティクスでschdlId別に計測する方法
1. 「ランディングページ + クエリ文字列」ディメンションを活用する
Googleアナリティクスでは、「ランディングページ + クエリ文字列」というディメンションを使うことで、URLのクエリパラメータ(この場合は schdlId)ごとのアクセス数や予約完了数を計測できます。
2. フィルターを作成してschdlIdごとのデータを抽出する
手順:
- Googleアナリティクスにログインし、対象のプロパティに移動
- 「レポートのスナップショット」から「リアルタイムページ」「ページとスクリーン」などの適切なレポートを選択
- フィルターアイコンをクリック
- ディメンションに「ランディングページ + クエリ文字列」を選択
- マッチタイプで「正規表現に部分一致」を選択
- 値に対象のschdlIdを正規表現で入力
正規表現の例:
例えば、3つの異なる物件の予約データを個別に計測したい場合:
物件Aの予約枠
ランディングページ + クエリ文字列 [正規表現に部分一致] s0000ANG9X|s0000AWF12
物件Bの予約枠
ランディングページ + クエリ文字列 [正規表現に部分一致] s0000BRHDF|s0000BRIGF
物件Cの予約枠
ランディングページ + クエリ文字列 [正規表現に部分一致] s0000CGXW2|s0000CXWF9
それぞれの正規表現をフィルターに設定することで、物件ごとの予約完了数を視覚的に把握できます。
注意点と考慮事項
1. ランディングページの特性
ランディングページ + クエリ文字列を使用する方法では、ユーザーが最初にアクセスしたページが基準となります。そのため、以下のような誤差が生じる可能性があります:
- 最初に物件Aを見た後に物件Bで予約した場合
- 直接予約完了ページにアクセスした場合
2. より正確な計測のための代替案
より正確に計測するには、以下の方法も検討できます:
- Googleタグマネージャーを使用して予約完了時のイベントを設定
- URLフラグメントやカスタムディメンションを活用
- 予約完了ページのschdlIdを解析するカスタムスクリプトの実装
まとめ
Googleアナリティクスの「ランディングページ + クエリ文字列」ディメンションと正規表現フィルターを組み合わせることで、Airリザーブの予約データをschdlIdごとに個別計測できます。この方法は比較的簡単に実装でき、予約枠ごとの人気度や効果を分析するのに役立ちます。
完全に正確なデータを求める場合は追加の設定が必要ですが、トレンド把握や相対的な比較には十分な精度を提供してくれるでしょう。

